柔道整復師は健康保険の施術の手抜きをするか

miurayoshitaka.hatenablog.com

 

刑事弁護人の国選、私選の違いは医療関係で言えば健康保険と自費の違いであろうか。

 

もっとも一般に知られているように医科での混合診療は原則禁止されているので、一般の方がそんなことを気にするのは交通事故にあったときぐらいだろう。

 

で、うちら、つまり鍼灸マッサージや接骨院の業界はどうか。

 

私は柔道整復師ではないが、隣接した業務であり、経営関係の記事はそれなりに読んでるし、マーケティング業者のメルマガも読んでいる。

 

で、よく宣伝され、目につくのが接骨院の自費移行である。

 

そもそも柔道整復師の免許のみでは捻挫や打撲などの急性外傷しか扱えず、一般の方が急性外傷で自費施術を望んでいるかは私にはわからないのだが。

 

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自費移行の手法として紹介されていたのは、自費施術を保険施術よりも順番を優先する、というものであった。自費の患者さんが来たら保険の患者さんは後回し、ということである。

 

ちなみに柔道整復師が医師の同意なしに健康保険を使えるのは、急性外傷がその施術の目的であり、緊急に治療する必要性が高い、というのがある。

 

よく接骨院の自費施術で紹介されているのは猫背や骨盤矯正など、とても急性外傷を対象にしたとは思えない施術が多いのだが、そのような利用者を、急性外傷の患者さん(接骨院で健康保険が使える、というのはそういうこと)より優先するのは職業倫理的にどうなのかと。

 

純粋なサービス業なら高いお金を払ってくれる利用者を優先するのはわかるんですけどね。

 

三浦弁護士も書いておられるが、経済的に余裕がなくなったら善意で割に合わない業務は続けられないと思う。