というわけで、普通列車グリーン車が導入されている路線に女性専用車両が導入されていないのである。
痴漢を避けるためにグリーン車を利用する女性もいると思われ、すでにグリーン車を導入している路線で女性専用車両を導入すれば減収になりかねない。
株式を上場している会社としては自ら減収を招く施策はできまい。
さて、JR東日本は中央線にグリーン車を導入する予定であるが、その際、女性専用車両をどうするのであろうか?
性別で排除される女性専用車両よりは料金で選別されるグリーン車のほうがまだ平等である。
ところで最近は私鉄でも拝島ライナーや京王ライナーのように、追加料金の列車が出てきている。
これは列車の編成まるごとであるが、指定席車両を通常の列車に設けても良いのではないか。とくにロングシートとクロスシートを変換させられる編成なら可能かと思うのだが。