2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

タトゥー無罪判決を読んで

タトゥーの彫師が大阪地裁で医師法違反の有罪判決を受け、大阪高裁で逆転無罪判決を受けたのは報道の通りである。 裁判所サイトに控訴審の判決文が掲載されたので思う所を書いていく。 http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=88172 --(2020/09/2…

昭和35年判決が無ければシャクティパット事件は防げたはず。

前回はあはき法制定時の国会議事録から、医業類似行為の禁止(第12条)の目的として、適切な医療受診の機会の逸失(消極的弊害)の防止が有ることを書いた。 今回は消極的弊害を防げなかった事例として、いわゆるシャクティパット事件(成田ミイラ化遺体事…

あはき法制定時の国会議事録(12条関連)

あはき等法は明治四十四年内務省令第十号(按摩術営業取締規則)、明治四十四年内務省令第十一号(鍼術灸術営業取締規則)、昭和二十一年厚生省令第四十七号(柔道整復術営業取締規則)、昭和二十一年厚生省令第二十八号(按摩術営業取締規則、鍼術灸術営業…

茂木敏充大臣と日本リラクゼーション業協会の関係に関する国会質問

茂木経済再生相に国政私物化疑惑/リラクゼーション業協会を支援 献金・パー券で資金受ける/「日曜版」報道 11月、赤旗新聞が茂木大臣と日本リラクゼーション業協会との関係について報じる。 茂木(もてぎ)敏充経済再生相に“国政私物化”疑惑が浮上しました…